1999年11月4日 晴れ(32日目)サン・マロ三日目
9時起床、朝食。今日はサン・マロの街でのんびりする予定だ。まずサン・マロ大聖堂を見てから街の周囲の城壁に登り海と街を見ながら一周した。城壁が遊歩道になっていて30分ぐらいで一周できるのだ。夏はビーチで泳いだりもできるそうだけどこの季節はもう海風がかなり寒い。街をひと周りしてランチにはガレットを食べることにする。
フランスで手軽な食事として親しまれているガレットは元はブルターニュ地方発祥なのだ。蕎麦粉の生地の塩味のクレープをガレットと言い、小麦粉生地の甘いクレープと2枚セットで食べるのが定番。飲み物はりんごの発泡酒シードルを合わせるのがブルターニュ風だ。
街でクレープリーを見つけて入った。卵とシャンピニオンのガレット23F、ベーコンとシャンピニオンのガレット23F、チョコとナッツのクレープ25F、りんごのコンポート17F、シードル11F×2。お腹いっぱい。美味しかった。
潮風に吹かれて寒くなったので一度ホテルに帰り休む。14時すぎまた海を見に行く。午前中に見た風景と海の様子が全く変わっていてびっくりする。この辺りは潮の満ち引きが大きくて、潮が引いている時は近くの小島に歩いて渡れるのに満ちてくるとあっという間に戻れなくなるらしい。島には満潮に注意の看板が目についたのも納得だ。
ぼーっとしばらく海を見て、街を歩き18時ごろまたホテルに帰って昼寝。
19時すぎ食事に出かける。シーフードレストランで140Fのmenu。フリュイ・ド・メール(一人盛り)、ラングスティーヌ(赤座エビ)のパスタ、帆立のグリル、舌平目のグリル。ファーブルトン、バニラアイスとチョコレート、cafe、ワインはミュスカデ。
帰りにまた海を見に行くとすっかり潮が引いていた。
昼ごはん 121F、クイニアマン 16F、夜ごはん 380F
計 517F(9,305円)
1999年11月5日 小雨(33日目)サン・マロからパリへ
8時起床、朝食。9時チェックアウトし駅まで歩いて行く。駅の近くでランチ用にパンを買い10時3分のレンヌ行きに乗る。レンヌでTGVに乗り換えてパリのモンパルナス駅に13時15分到着。
パリには中央駅がなく長距離の列車は行き先のエリアごとに始発駅が分かれているのが特徴なのだ。パリ北駅から出る列車は北方面に進みリールの街を経てイギリス、ベルギー、オランダ、ドイツへ向かう。パリ東駅からは東方面に進みストラスブールを経てドイツやルクセンブルクへ向かう。パリリヨン駅からは南へ進みリヨンを経てスイス、スペイン、イタリアへ向かう。モンパルナス駅からは西へ進みボルドーやレンヌへ向かう。
と、言う訳でパリを発ってから約1ヶ月。東駅から出発した私たちはフランスを一周してモンパルナス駅に無事に帰り着くことができた。ひと月ぶりの11月のパリはもうかなり寒く、パリ名物の街角の焼き栗の屋台なども出ていてすっかり冬の気配だった。
さて、まずはホテル探しだ。モンパルナス駅付近だとちょっと街の中心から遠いのでメトロに乗りもう少し中心へ向かう。パリは街を横切るセーヌ川を挟んで右岸と左岸に分かれている。セーヌ川は東から西へ流れてるので川下を見て右手になる北側が右岸、左手の南側が左岸となる。シャンゼリゼやルーブル美術館がある右岸は高級志向、ソルボンヌ大学などがある左岸は庶民派とも言われる。
当然左岸エリアの方がホテルが安いのでセーヌ川を渡る直前のサン・ミッシェル駅でメトロを降りた。周辺のホテルの価格表示などをいくつか見て一つ星のホテルに空きを尋ねてみた。朝食付きトイレ共同で2名1泊341F(6,138円)だったので場所も便利だしここで良いことにして4泊取った。
支払いは現金のみと言われたのでATMにお金を引き出しに行く。部屋に荷物を置き出かける。メトロでマドレーヌ広場までいきワインショップなどをいくつか見て周り、帰国時に持って帰るワインを数本買う。ハードロックカフェでお茶休憩。H氏はTシャツを買う。
18時ホテルに帰り一休み。19時ごろ食事に出かける。歩いて行こうと思ったが途中で大雨が降ってきたのでメトロに乗って行くことにする。ガイドブックで見たオーヴェルニュ料理のレストランについた。オーヴェルニュはリヨンとトゥールーズの間ぐらいの山岳地帯でチーズの産地としても有名。そのチーズ料理、特にチーズとマッシュポテトを使ったアリゴという料理が食べたくて来たのだ。
170Fのmenuをオーダー。鴨のテリーヌとイチジクのママレード、カベクーチーズのサラダ、アリゴとソーセージ。アリゴは作りたてのハードタイプのチーズをマッシュポテトにたっぷり練り込んでとろとろにした料理で本来はソーセージの付け合わせなのだけどほぼこちらが主役になっている。
メインディッシュになるとしっかりと練り合わされビヨーンと伸びる状態になったアリゴをパフォーマンス付きでお皿にたっぷりと盛り付けてくれる。ガーリックが効いていて濃厚で美味しかった。お代わりもできるらしい。デザートに洋梨とオレンジのスープと山盛りのチョコレートムースを。ボリュームたっぷりで美味しかった。メトロで帰り就寝。
店名はまったく覚えていないけど「パリ アリゴ」でググって出たポンピドゥー近くのこのお店のような気がする。ホテルの場所から歩いて行こうと思えば行ける場所だしメトロで一本で行ける場所でもある。
アンバサード・オーベルニュ
パン 28.9F、カフェ 44F、カルネ(回数券)55F、夜ごはん 523F
計 650.9F(11,716円)
サン・マロのホテル 320F×3泊=960F(17,280円)



