マル神農園の落合芋

甲州市塩山のマル神農園から新しい品種のじゃがいもに挑戦したから試してみて〜とじゃがいもが届きました。

そのじゃがいもは「落合芋」といいます。じゃがいもは1600年頃には日本に伝わって来たのですがあまり普及せず本格的な栽培は明治や大正に男爵やメークインが導入されてからだそうです。古い時代に伝わったじゃがいもは全国でわずかに栽培が続き、希少種となっているそうです。甲州市の隣、山深い丹波山村で作り続けられていたのがこの「落合芋」です。もともと甲州市塩山の落合地区から丹波山に伝わったのが名前の由来だそうなんです。江戸時代からずっと作り続けられていたなんてスゴイですね!

マル神農園ではこの落合芋の種芋を分けてもらい去年から栽培に挑戦したそうです。一年目はあまりたくさんの芋は出来なかったので全て種芋にし、今年はそこそこの収量になったのでと届けてくれました。

やや小振りでずんぐりした形。皮に少し赤味があるのが特徴です。

早速、味見です!そのまま茹でる他、焼いたり揚げたりピュレにしたりしました。う〜ん、この落合芋にはかなり強い個性があります。食感はキメが細かくて粘りが強い。味わいや香りはややあっさりとした感じです。

普段じゃがいものピュレを作るときには一度裏ごしし、もう一度細かい目で裏ごします。落合芋の場合一回目の裏ごしでかなりの粘りが出るため二度目の裏ごしはかなり大変な様子でした。揚げたり焼いたりした物は表面がカリッとなりやすいですが、揚げ色がつきにくい感じ。その辺りはでんぷんの性質になにか特徴があるのでしょうね。ピュレはもちもちとした粘りがでて普通のじゃがいものピュレには無い食感で面白く感じました。

その食感にヒントを得てハッシュドポテトにしてみました。皮まま茹でた芋の皮をむいて潰し少し捏ねるとつなぎ無しでしっかりと固まります。それを整形し冷ました物を多めの油で揚げ焼きにしてみました。表面はサクサク、中は少しもちっとしてほくほく。なかなか美味しい♪

他にもこの落合芋にはどんな調理法が合うかな〜と色々考え中です。早速お料理の付け合わせなどにお出ししていますので召し上がった方は感想など教えて頂けると嬉しいです!