先日、一回目の赤ワインの仕込みがありましたがその後も時々作業は続いています。
一回目の二日後には山梨市の日向畑の収穫を行っていました。この畑はシラー、ムールヴェルド、タナ、プティヴェルドなどのフランスの南よりで栽培されている品種を混植してある畑だそうです。
そのさらに二日後にはマスカット・ベーリーAの仕込みでした。
これは前日に収穫をしたメルロ。これもマスカット・ベーリーAと一緒に仕込むそうです。この畑はメルロの他にカベルネ・ソーヴィニヨンも一緒に植わっているそう。実の見分け方を聞いたら「ダラっととしているのがメルロ、ぎゅっとしているのがカベルネ」と言ったので手に持っているのはカベルネかも…?
翌朝、ランチの前に見に行ったらもう収穫も終えてタンクへの投入も終わっていました(早!)先日とは違ってタンクの中に葡萄を房ごと入れているのですがこれは「MC(マセラシオン・カルボニック)法と言ってフランスのボージョレ地方で良く行われている方法です。ざっくり言うと発酵が比較的早く進み、渋みの少ない、色鮮やかなワインが出来ます。この葡萄の下には昨日のメルロなどを普通に除梗破砕したものも入っています。今後の予定としては途中までMC法でいって途中から実をつぶして醸しもする予定だそうです。どんなワインになるんでしょうね?
朝使った除梗破砕機を洗っていました。中はこんな風になっているんですね〜。
さらに数日後、日が暮れた頃に用事で行くとピジャージュ(櫂入れ)の最中でした。赤ワインは一日2回、櫂(お風呂のかき混ぜ棒の長いのみたいな)でかき混ぜます。発酵により炭酸ガスが出て皮などが浮いて来てしまうので、かき混ぜて成分が良く出るようにするんですね。
2回目に仕込んだスパークリング用を予定しているデラウェアを試飲させてもらいました。ほぼ発酵がおわっている状態ですがまだ炭酸ガスが残っていて酵母の澱も沈んでいない状態です。デラの他に甲州、カベルネ・フランなども入っているそうです。やや青い酸味とうっすらとした渋みがありスパークリングになると面白いワインになりそうです。
これはもうすこししたら二次発酵用に糖分を入れ瓶詰めして寝かします。このスパークリングを作る手法として、最初の発酵が終わった後に酵母は足さず糖分だけ足して瓶詰めするようです。アンセストラル(発酵途中の果汁を瓶詰め)とトラディショナル(瓶内二次発酵)の中間のような手法でしょうか。
ぶどうの収穫はあと少しで終わるようですが醸造の様子も面白そうですね。


