甲州市に新しく誕生した「98wines(キュウハチワインズ)」をご存知でしょうか?昨秋に初仕込みを行なってそろそろ初リリースと聞いて一足お先に訪ねてみました。
場所は甲州市塩山福生里(ふくおり)、塩山の中でもやや山寄りの玉宮地区になります。エリソン・ダン・ジュールからだと車で10分ちょっとですね。
民家や畑の間を縫って登っていくと立派なワイナリーが姿を現しました!ワイナリーは三つの建物でできていて、中央上の木でできた試飲などを行うショップ、中央下の石造りの熟成庫、左の鉄をテーマにした醸造所です。
醸造家でもある代表の平山繁之さんにお話を伺ってきました。平山さんは甲州市の老舗のワイナリーで長年ワイン造りに携わり、全国でワイン造りの指導もされてきました。平山さんが立ち上げたこの「98wines」からは平山さんの大きな夢が溢れんばかりでしたよ!
立ち飲みもできるカウンターの中にはちょっとしたレストラン並みの調理機器も完備、テーブル席から外のテラスへと続きます。こんなところでワインを飲んだら美味しでしょうね!キッチンを使って様々なイベントも出来そうです。
部屋の一角には縁あってジョージアから運ばれた甕が埋めてあります。今秋には甲州種を使ってクヴェヴリ(甕)発酵のワイン造りにも挑戦してみるとか!
二階へ上がると広々とした一つの部屋になっています。ここもいろいろなアイデアでイベントに使っていく予定だそう。
大きな大きな窓には絶景が広がります。天気が良ければ富士山も見えるとか。ここは標高が高いので4月22日時点でもまだ桃の花が咲いています。ちなみにエリソンは左手の山の向こうぐらいですね。
そして醸造棟へ。ここは自然の高低差を利用してプレス機にブドウを投入しやすくなっています。
中にはタンクが所狭しと並んでいます。ここの設備で年間40トンほどは醸造できるとか。昨年はブドウの収量が少なく使わなかったタンクもあるのですが、いくつかのタンクには瓶詰めを待つワインたちが入っています。
そして一部のワインを試飲させていただきました。このワイナリーで扱うブドウは今のところ「甲州」と「ベーリーA」だけ。仕込み量の目標としては自園のブドウが半分、地域のブドウが半分で40トンほどだそうです。
主になるのは甲州の白ワインです。いくつかのタイプを仕込んでいます。アルコールは高くなく酸味がしっかりと効いた繊細で味わいのあるワインです。
ベーリーAと甲州の混醸のロゼにも力を入れていきたいそう。日本ではロゼはなかなか注目されにくいですが、お料理との相性などを考えてももっと飲んで欲しいと。エリソンでもちょっと展開してみたいですね。
ベーリーAの赤の醸造量はちょっとだけ。でもこれもかなりいい感じでしたよ。
そして通路を通って隣の熟成庫へ。ここは少し掘り下げて半地下になっています。ピカピカの瓶詰め機が置いてありますね。これから瓶詰めの試運転を行い発売へと向けて瓶詰め作業が行われます。
発売が待ちきれないですが、じっくりと準備をして(たぶん?)もうすぐ発売のお知らせが届くんじゃないでしょうか。
熟成庫から階段を数段あがりドアを開けると 広場に出ます。熟成庫の外側は石垣をイメージした作りに。
この場所は一つのワイナリーであることに留まらず、ダイナミックなストーリーとキレキレのセンスが溢れる素敵な空間です。ここで作られるワインはもちろんのこと、ここから始まるいろいろな広がりがとっても楽しみですね!
そして、さらに面白い施設があるんです。ワイナリーから数十メートル先にある98winesが管理する貸別荘型の民泊です。
お掃除中のところちょっと覗かせてもらいました。
一戸建ての古い民家をリノベーションした素敵な建物です。広いリビングとダイニングは8名まで対応。

大きなお風呂やBBQもできる庭などもあり、家族や仲間で泊まってワインを飲みながらゆったりとした時間を過ごすのにぴったりですね。エリソン・ダン・ジュールへもタクシーや運転代行で10分ちょっとでアクセスできるのでディナーをエリソンで楽しんでこちらに泊まるなんてすごく素敵ですね♪エリソンならお子様連れのお食事でも個室をご用意できるので小さなお子様と一緒のご旅行にもいいかもしれませんね。
料金や予約など詳しくはこちらへどうぞ。
Y’s Village 福生里(ワイズビレッジふくおり)







